小学校親子活動 −薪割り・火起こし・空き缶飯盒− 2024.11.22
かねてよりご依頼いただいていた某小学校の親子活動におけるワークショップを、実施しました。
内容は、5年生が育てて収穫したお米を、
空き缶を使って飯盒炊飯するというもの。
加えて、その前段階の薪割りおよび火起こしも自分たちでするというもの。
さらには、炊けたお米を、それぞれ持ち寄ったおかずをお供に、家族と一緒に食べること。
もう企画の時点でストーリーが出来上がっていて、
当日の晴れの天気、
そしてケガと事故の防止、
それさえ満たすことができれば成功するだろうというビジョンが描けていました。
そしてありがたいことに、当日は文句のつけようがないくらいの晴天。
児童50人強×保護者2=100人以上
の参加者があるなか、
ワンオペの自分で大丈夫なのかという不安がありましたが、
大人50人の力をお借りして、
また子どもの素直さも加わって、
バトニングによる薪割り、
新聞紙と枯れ枝や枯れ葉を焚きつけにした火起こしと、
ハードな活動があったなか、
ケガ・事故ゼロで終えることができました。
防災の観点も含んだ空き缶飯盒。
炊き上がったお米の具合は、
うまくいった人もあれば、そうでない人ももちろんありでしたが、
炊事の難しさや現代生活のありがたさに気づく機会になったのではないかと思います。
それよりも、
自分たちで炊いたお米を、
1枚のシートに座って、
家から持ち寄ったおかずといっしょに食べるというそのシチュエーションが、
今回のプログラムのすべてを物語っていました。
ご協力いただいた先生方、
そしてご参加いただいた児童および保護者のみなさま、
貴重な機会にお招きいただき、改めて感謝申し上げます。
ありがとうございました。
※1週間後の11月29日にも、再び同学校に他学年の親子活動の講師としてお招きいただき、
「ネイチャーゲーム+バードコールづくり」を展開させていただきました。