2024年、たいへんお世話になりました。

この1年の簡単なふりかえりを。

まずは事業2年目に突入。

1年目の一番の課題として残った「宿泊キャンプ」事業の実施ですが、計画するも参加者0により実施に至らず。
悔しい思いと、改善して必ず次に生かそうという強い思いを得ました。

貴重。

そして今年も事業のベースとなったのが「デイキャンプ」。

1年目からお世話になっていた茨城県植物園(那珂市)が、2025年に大規模リニューアルオープンに向けた準備ということで7月から休園となり、
フィールドを静峰ふるさと公園(那珂市)に移して実施しました。

火気の使用が禁止されていた当公園での開催について、
市役所の方々のご理解とご協力いただき、実施が決定した経緯があります。
本当にありがたいかぎりです。

そして新たな事業として、国営ひたち海浜公園でのデイキャンプ、そして緑化推進事業におけるポイント採用での展開。
大きな公園からお声がけいただいたことに加え、
地元で活動できることへの喜びとありがたさを感じでいます。

3月にも海浜公園デイキャンプを実施予定。
来年キャンプをスタートさせたいご家族のきっかけとなれればと思います。

最後に、那珂市にクローズアップしたイベント「なかづくし」の開催。

はじめたばかりでまだまだ小さい催事ですが、

参加する人が那珂市に愛着をもったり、
那珂市で活動する人たちがつながったり、

そんな空間をつくりたいと考えるようになったこと、
そしてそれを実現できたことが、
小さいようで大きいことだと感じています。

3月に、今年度の集大成として、
少し大きな「なかづくし」を開催予定。

共感してくれる人を少しでもふやして、
以後、身近により温かい風が吹くことを期待します。

ここには記すに値しない、まだまだ野望のようなものもいくつか。

事業、個人ともに、スケールアップできるよう、2025年もいきます。

引き続き、よろしくお願いします。

かねてよりご依頼いただいていた某小学校の親子活動におけるワークショップを、実施しました。

内容は、5年生が育てて収穫したお米を、
空き缶を使って飯盒炊飯するというもの。

加えて、その前段階の薪割りおよび火起こしも自分たちでするというもの。

さらには、炊けたお米を、それぞれ持ち寄ったおかずをお供に、家族と一緒に食べること。

もう企画の時点でストーリーが出来上がっていて、
当日の晴れの天気、
そしてケガと事故の防止、

それさえ満たすことができれば成功するだろうというビジョンが描けていました。

そしてありがたいことに、当日は文句のつけようがないくらいの晴天。

児童50人強×保護者2=100人以上

の参加者があるなか、
ワンオペの自分で大丈夫なのかという不安がありましたが、

大人50人の力をお借りして、
また子どもの素直さも加わって、

バトニングによる薪割り、

新聞紙と枯れ枝や枯れ葉を焚きつけにした火起こしと、

ハードな活動があったなか、
ケガ・事故ゼロで終えることができました。

防災の観点も含んだ空き缶飯盒。

炊き上がったお米の具合は、
うまくいった人もあれば、そうでない人ももちろんありでしたが、

炊事の難しさや現代生活のありがたさに気づく機会になったのではないかと思います。

それよりも、
自分たちで炊いたお米を、
1枚のシートに座って、
家から持ち寄ったおかずといっしょに食べるというそのシチュエーションが、

今回のプログラムのすべてを物語っていました。

ご協力いただいた先生方、

そしてご参加いただいた児童および保護者のみなさま、

貴重な機会にお招きいただき、改めて感謝申し上げます。

ありがとうございました。

※1週間後の11月29日にも、再び同学校に他学年の親子活動の講師としてお招きいただき、
 「ネイチャーゲーム+バードコールづくり」を展開させていただきました。

11月24日(日)、9月の雨天中止をはさんで3回目となる「静峰ふるさと公園ファミリーデイキャンプ」を開催しました。

今回は過去最高の3組のファミリーにご参加あり。

ありがたいかぎりです。

プログラムはお馴染みではありますが、以下の流れで実施↓

テント設営
火起こし
アルミ缶飯盒炊飯
自由時間(+α ネイチャーゲーム体験/みとネイチャーゲームの会)
テント撤収

時期的に少々の寒さを覚悟しましたが、

太陽が長い時間姿を見せてくれていたので、
とても暖かい陽気の中での活動となりました。

時折の寒さは、

自分たちで起こした火にあたったり、
それで作った料理を食べたりと十分にカバー。

焚き火がより染みる瞬間でした。

これから寒さがより増す季節は、
ファミリーキャンプとしてのシーズンは、
一部の強者を除いては一般的にオフになります。

次のシーズンインとなる春に向けて、

今回得たものと、
さらなる野望や装備を加えて、

準備していただけるとうれしいです。

それに向けて、
ざきキャンプ企画としても、
春から初夏にかけてビギナー向けの宿泊キャンプを企画しております。

みなさんの思いとスケジュールがマッチングしたあかつきには、ぜひご利用ください。

改めて、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園にて開催された「海・花・そとあそび」の2日目に、
薪割り&火起こしのワークショップで出店しました。

バトニングで薪割りをして、
それを焚きつけに火起こし体験。

見事に起こして育てた火で、最後はマシュマロを焼いて食べました。

自分たちのブースの対面も隣も火を扱ったアクティビティで、
正直これは難しいかなー
と思っていたことが見事に裏切られ、

予定していた4回すべて満員御礼。

本当にありがたいかぎりでした。

これも海浜公園のパワーと、
来場して体験された方々のパワーのおかげです。

そして遠方よりかけつけて、
サポートしてくれた友人にも感謝。

一人ではなにも成し遂げられない。

多くの人が関われば関わるほど楽しい。

「おかげさま」です。

みなさま、本当にありがとうございました。

那珂市を代表する、また「日本のさくら名所100選」に選ばれている八重桜の名所「静峰ふるさと公園」にて、

秋のなかづくし」というイベントを開催しました。

「なかづくし」=「那珂」+「尽くし(尽くす)」

のネーミングのもと、

しどり園芸さんの花の寄せ植えと、

ざきキャンプ企画の火起こしの2つの体験活動を軸に据え、

最後に自分たちが起こした火でハンバーガーを作るのが主な内容です。

さらには、そのハンバーガーの食材として、

パテにはキャロッツさんの常陸牛100%ハンバーグを、

バンズにはパン工房ぐるぐるさんのパンを、

そして挟む野菜には綿引農園さんの大玉トマトを。

尚も、食事のお供として、

木内酒造さんのノン・エールを、

食後に千葉酒店さんの七運ブレンドコーヒーを。

2時間のパッケージに、那珂市の7事業者のエネルギーを詰め込みました。

それをコーディネートしたのは、

那珂市地域おこし協力隊の八子さん。

また、その後ろで支えて見守ってくれたのが那珂市役所内担当者の方々。

改めて振り返ってみても、まさに「なかづくし」でした。

今回イベントを計画したきっかけは、

どうせやるならできるだけ多くの人たちを楽しませ、かつ意味のあるものを提供したいという考えと、

未来を担う子どもたち、それを支える大人たち、その両方に、

「那珂市で活躍する方々と一緒に、那珂市のエネルギーを発信できたらおもしろいんじゃないか」

という漠然とした思いからでした。

社会的にはほんの一部の人たちにしか知られていない、
まだまだ小さなイベントです。

しかし、これがこの先「ただのイベント」にとどまらず、
できるだけ多くの人たちを巻き込んで活力を与えていけるようなものにしたいという野心が、
そして未熟なビジョンがあります。

この一回がゴールでは決してなく、スタートという位置付け。

考えも動きもブラッシュアップして、チャレンジしていきます。

茨城県常陸大宮市、旧・美和村にある星の里いこいの森キャンプ場にて、
昨年の第1回に続き、2回目となる「みわむらファミリー野外フェス」を開催しました。

昨年は雨天により、場内にある小屋に会場を移しての実施となり、
そのリベンジと称した今年も、直前まで天候が危ぶまれる展開に。

しかしその不安とは打って変わって、
清々しい晴空のもと、念願の「野外」フェスが開かれました。

2ファミリーがそれぞれのパフォーマンスを、
そして4ファミリー合同で「ツバメ」を歌とダンスで披露し、
とても温かい雰囲気の野外フェスとなりました。

以下、内容です↓

1 オープニング・いっしょに歌おう①
(1)斉唱「キャンプだホイ」
(2)輪唱「キャンプのおまじない」

2 こまつざきファミリー
(1)ジェフ応援歌
(2)合奏「ナキムシのうた/風味堂」

 

1

3 はせがわファミリー
(1)歌・ダンス・記録「アイドル/YOASOBI」
(2)歌・ダンス・記録「ひろがるスカイ プリキュア」

4 いっしょに歌おう②
 輪唱「コミコミ/ウルフルズ」

5 合同パフォーマンス
 歌・ダンス・記録「ツバメ/YOASOBI」

6 おまけ
 お父さんズ2
 「ふしぎなふしぎないきもの/トータス松本」

7 クロージング

野外フェス後に開催された「星浪漫コンサート」では、
懐かしのフォークソング、

そして技術を駆使したエレクトロニカのような音楽のパフォーマンスと、
バラエティに富んだ内容。

このイベントの新しい形や期待を感じました。

来年も、同じ時期に、ほんわか温かいこのイベントの実施をする予定。
ご興味ある方は、こっそりと企んでおいてください。

キャンプオーナーの岡崎さんはじめ、
音響の方、お手伝いの方、ご来場のみなさま、
そして美和村のすばらしい環境、すべてに感謝します。

ありがとうございました。

茨城大学の「地域協創PBL」集中講義で、講師を努めさせていただきました。

今年度の本講義のテーマは「那珂市の地域課題解決」で、地域で活動する1プレーヤーとしてご依頼いただきました。

学生を相手に、自分のことについて1時間半近く話す経験が今までなかったので、
どうしようかとはじめは戸惑いましたが、
内容や資料を練り上げていくうちに、
自分自身のことが整理させていくような感覚になり、
楽しみながら準備することができました。

また講義のなかで、キャンプの楽しさを伝えるべく、バトニングによる薪割り体験も組み込みました。

市役所内で薪割りしたのはもしかして初めての試みだったかもしれません…!

学生のみなさん、お付き合いいただきありがとうございました。

また講義の最終日にあたるグループ発表の場にも招かれ、講評を担わせていただきました。

同じテーブルに、那珂市で映画館「あまや座」を営む大内さん、そして那珂市・先﨑(まっさき)市長も座られていて、場違い感をひしひしと感じましたが、それも楽しんでみました。

たいへん貴重な機会をいただきました茨城大学さま、並びに那珂市政策企画課のみなさまに、心より感謝いたします。

ありがとうございました。

8月18日(日)、茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園にて「海浜公園ファミリーデイキャンプ」を開催しました。

気持ちいい晴れ空の下、園内の林間サイト(BBQ場)にて、4組のファミリーと楽しくキャンプしました。

「テント設営・撤収」、「火起こし・炊飯」の2つがメインのプログラム。

どのファミリーも力を合わせながら、暑さに負けず楽しく活動しているのが印象的でした。

その姿、光景から満ち溢れるエネルギー。
パワーもらいましたよー

なかでも子どもたちの間で盛り上がったのは、
鎮火しそうな灰に息を吹き込んで、再び火を起こすという新しいタイプの火起こし。

プログラムにももちろん明記されていない、初の、そして謎のチャレンジだったけど、

火が見えなくても煙やゆらぎが少しでも見えればそこに「熱」があるということ、

そこに息「=酸素」を与えることで反応が起こって火が起こること、

子どもは目に見える炎を楽しみ、

大人はそれを理解することを楽しめた、

なんとも面白い体験でした。

前日17日(土)に予定していた回は、台風の影響を考慮して中止となってしまいとても残念でしたが、
参加を予定していたみなさんと、いつかどこかでお会いできることを期待しています。

ご参加いただいたファミリーのみなさま、
そしてひたち海浜公園のみなさま、
本当にありがとうございました。

地元・ひたちなか市で活動できてとてもうれしかったです。

*作っていただき、なおかつ頂戴した素敵なイベントポスターですが、

家に持ち帰り、気づけば裏面にこれまた素敵な絵が。間違いなく娘のしわざですが、最高。

*写真提供は参加してくれた友達ファミリー。ありがとうm(- -)m

7月28日(日)、2回目となる「静峰ふるさと公園ファミリーデイキャンプ」を開催しました。

暑い夏にも負けない、2組のファミリーにご参加いただきました。

ファイールドに大きな木が何本かあるため、日陰での活動になりましたが、
それでも暑いのは言わずもがな。

テント設営
火起こし
アルミ缶飯盒炊飯
自由時間(+α ネイチャーゲーム体験/みとネイチャーゲームの会)
テント撤収

という流れが本プログラム大枠。

どの活動も暑さという難敵がつきまといましたが、
水分や休憩をとりながら、家族で力を合わせてこなしました。

なかでも火起こしからの炊事は、
「暑さ」に「熱さ」の拍車をかけるという展開。

しかし、楽しさが増すという結果になったのではないかと感じました。

みさなんエネルギーがすごい。

日々暑さが続くなか、僕自身も一日外にいることはなかなかないのですが、
常に体から汗が出ているあの感じが、どこかデトックスされているような感覚で、
不思議と嫌な感じはしなかったです。

ただ、やはり夏の野外活動は熱中症をはじめとするリスクがあることを、身をもって感じました。

改めて、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

暑さが落ち着いたころ、
各ご家族でキャンプに出かけて存分に楽しむことを期待しています。

茨城県那珂市にあり、さくら名所100選にも選ばれている静峰ふるさと公園にて、
初めてのファミリーデイキャンプを開催しました。

今回は2組のご家族にご参加いただき、
初夏の少し暑い天候の下、
さわやかな緑色した桜の木々の中で過ごしました。

まずは自己紹介からスタート。

ざき主催イベントの多くが家族紹介から始まります。

それぞれ、堂々と、恥ずかしがりながら、ユーモアをふまえながら、
時には家族の誰かに助けてもらいながら。

それぞれの個性がみられて、いつもほほえましい時間です。

次にいよいよキャンプワークその1、テント設営。

まずは1〜2人用のソロテントをみんなで設営しながら、
テントの構造やペグの打ち方などを確認します。

それから、各家族でファミリーサイズのドーム型テントの設営。

勝手は練習で立てたテントと大きく変わらないものの、
サイズや細部のパーツは少なからず異なるため、
大人を中心に、家族で協力しながら立てます。

そしてテント=家の完成。

やっとできた…!

という喜びも束の間、
間髪入れずにキャンプワークその2、火起こし&飯盒炊爨です。

火起こしは、
焚き火台と、なるべく現場に落ちているもので、

と始まりましたが、

落ち葉や枝がなかなかに渋く、
しぶしぶ新聞紙や牛乳パックを使いました。

それでも、やはり火が育って大きくなっていく様はいいものです。

焚きつけの準備の際、
大人は習いたてのバトニングによる薪割りに挑戦。

最初は難しいものの、
慣れてくるとハマってしまっていて、何度もチャレンジする様子がありました。

それを見る子どもも、はじめはどこか怯えながら見ているのですが、
大人が楽しそうにしている雰囲気を感じると、
自分もチャレンジしたいという意欲が発生。

親御さんのサポートを受けながら、はじめは慎重に、そのうち豪快に、ナイフを叩いていました。

公園の条件もあり、本イベントの野外炊爨は
「アルミ缶飯盒」。

350mlの缶に、1合のお米と水を入れて、
アルミホイルで蓋をし、吸水させたのちに火にかけます。

沸騰や吹きこぼれが10分程度で終わり、少々蒸らして出来上がり。

これが驚くほど簡単で、よく炊けます。

が、もちろん誰しもがうまくいくわけではなく、
固かったり、焦げが多かったりもあり。

これも野外炊飯のおもしろさであって、
日常が豊かであることの気づきやありがたさにつながります。

自由時間には、
同日開催のネイチャーゲーム体験(みとネイチャーゲームの会)にもれなくどのご家族も参加していて、静峰や季節の自然に触れました。

最後はテント撤収。

これは毎度のことながらスピーディーですばらしかったです。

イベント序盤は気温が高いなかでのテント設営などで、疲労感溢れる声もありましたが、

終盤は疲労度を超えて、
楽しいという声が増す気がします。

どこか不思議ですが、
心が満足している証なのかもしれません。

キャンプは
もちろんレジャー要素あり、
ただそれ以上に教育的な要素があると、個人的には思っています。

楽しくて、大変で、そして成長や課題を見つけられる。

そんなキャンプに、参加していただいたご家族がいつか出かけることを期待します。

改めてご参加いただいたみなさま、
そして今回実施に関わっていただいた関係者各位に心から感謝いたします。

ありがとうございました。

※次回は7月を予定しています。