ヤマネ ファミリーアウトドアスクールの前期講座が始まりました。
雨が心配されましたが、講座中は降られることなく、無事に初回を実施することができました。
はじめに、ネイチャーゲーム「音いくつ」で、どんな音が聞こえるかを耳でキャッチ。
車の走る音や人の声などの人工的な音の向こう側には、
ウグイスやカエルなど生き物の鳴き声、雨や風の音など、その場を感じるとることができる音の数々があります。
次に、講座初回のメインであるバートコール作り…
ではなく、バートコールの材料となる木を、里山へ探しに出発。
同時に、ネイチャーゲーム「フィールドビンゴ」で季節や環境を感じながら散策しました。
本日のスペシャルは「春」を感じるもの。
地面に落ちていた桜の花びらなど、それぞれの春を見つけました。
今度こそ、いよいよ見つけた木を使ってバードコール作りスタート。
まずは、のこぎりで好きな長さに切ります。
次に、きりで穴を開ける作業。
これがなかなか根気のいるものですが、こどもも大人も一生懸命がんばりました。
最後に、開けた穴にボルトを入れます。
ボルト幅より小さい穴に入れるのは本当に大変で、大人が主に奮闘。
なんとかねじこんだのちに完成です。
できたバードコールをいっしょに鳴らしてみると、
チュイチュイチュイ…
キュッキュッキュッ…
など、すてきで心地いい音が響いていました。
直前までの雨で、見つけてきた木がほとんどしめっていたという心配はどこへやら。
雨や曇天のもとでの活動は、きっと気持ちがあまり進まなかったり、少しネガティブになったりすると思います。
でもそれを越えると、またいつもとは違うものやことに出会うことができる、そんなことを感じることができた初回になった気がします。
次回はテント・タープ設営というキャンプワーク中心の回。
こどももおとなも、かぞくとしぜんを味わえますように。